ブックタイトルスポーツ山形100号

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概要

スポーツ山形100号

全国優勝の栄冠山形県立山形中央高等学校スケート部山形中央高校スケート部(2014.12市スポーツセンタースケート場)猿チーム紹介猿90年スケート愛好会として部員1名でスタートした。92年地元開催「べにばな国体」全国大会初の優勝者、その後も全国優勝や世界大会出場選手を輩出している。加藤条治(日本電産サンキョー)は01年から03年のインターハイ500m3連覇、1000m連覇した。10年バンクーバーオリンピックでは500m銅メダルを獲得した。また、14年ウィリアムソン師円(日本電産サンキョー)は現役高校生としてソチオリンピック5000mに出場した。同年インターハイでは個人5種目中4種目に優勝し、悲願の男子総合優勝を成し遂げスケート王国に近づいた。「覚悟を決め、何事にも全力で正面からぶつかる。中途半端、ごまかしても何も得られない。心をこめたあいさつ、感謝の気持ち、素直な心を忘れない。」が今年度のスケート部のテーマである。猿監督から猿北海道や長野に比べると決して良い環境とはいえない山形県。スケート場のオープンは他県に比べると1ヶ月以上も遅い。しかし、与えられた環境で椿央いかに工夫するかで選手は成長する。基本的生活習慣の確立(ライフマネージメント)、目標を設定し覚悟を決めて練習するなど高校生には教えなければならないことが多い。さらに教えられたことだけを行うのではなく、自分なりに工夫を加えられる生徒が大きく成長する。練習内容を理解し前向きに全力で取り組むことが必要。生徒一人ひとりには無限の可能性があることから、最後の最後まであきらめない気持ちや自分の練習を毎日継続する事など、多方面からサポートし人間として成長する選手の育成を心がけたい。猿学校紹介猿昭和21年8月山形公民中学校として開校し、昭和25年4月校名を「山形県立山形中央高等学校」と変更した。昭和60年4月新校舎に移転し、昭和61年4月県内唯一の体育科が設置された。現在、本校の強化部は12部。インターハイ・国体出場など全国大会で活躍している。なかでも野球部は平成26年夏の甲子園でベスト16に輝き、スケート部はオリンピック選手を2名輩出している。文化部でも吹奏楽部が普門館で銅賞に輝いた。「友愛・自由・平等・団結」の校訓を掲げ、強く明るく山形中央をモットーに人間形成を柱に、県民の皆様に感動を与えられるような活動を各部とも心がけている。山形中央高校全校生徒の目標栄光の碑山形中央高校正面入口全国優勝者、団体3位が石に刻まれる全国高校総体男子学校対抗初優勝(2014.1八戸市)16スポーツ山形100