ブックタイトルスポーツ山形100号

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概要

スポーツ山形100号

山形県立谷地高等学校カヌー部猿学校紹介猿大正10年、西村山郡立谷地実科高等女学校として創立し、14年に県立移管。昭和23年、学制改革により現在の「山形県立谷地高等学校」に改称し、男女共学校となる。校訓には「知性・克己・進取」を掲げ、豊かな人間性と個性の伸長、自主自立の精神と協調的態度の育成、広い視野と文化や伝統を重んじる心の育成に努めている。部活動が盛んで、平成25年度はカヌー部がインターハイと国体で全国優勝、弓道部と卓球部が東北大会に出場し、美術部と書道部が全国高総文祭に出場した。他の部も県大会で上位入賞を果たすなど、輝かしい成績を残している。谷地高校猿チーム紹介猿昭和61年に創部。べにばな国体に向けて強化が始められた。木村文浩監督が谷地高校に赴任し、カヌーが未普及であった地に定着させ、これまで全国高等学校選手権とインターハイを通じて、女子総合優勝7回、男子総合準優勝8回の成績を残している。平成26年度には、初のインターハイ男女総合優勝を果たし、男子総合初優勝、女子総合優勝8回と記録を塗り替えた。また、アテネ五輪・北京五輪で活躍した竹屋美紀子選手、白田美由紀選手も同校の卒業生である。全国高校総体学校対抗で初の男女アベック優勝(2014.8山梨県)猿監督から猿カヌーはコンマを争うスポーツである。プレーしている時だけではなく、普段の生活一瞬、一瞬の積み重ねが大きな結果となってかえってくる。選手には、大好きなカヌーを全芦野貴士力でできることに対する感謝の気持ちを忘れず、一瞬を大事にしてほしい。「社会に通じる人間性」の育成を目指し、人間としても競技者としても全国で挑戦できる選手を育成したい。今年度のインターハイにおいて、男女総合優勝することができたが、この結果に満足することなく、初心を大事にさらに活躍できるよう頑張りたい。スポーツ山形10017