2022年4月28日 山形中央高校出身のビッグアスリートが県スポーツ会館を訪れました。
 冬季五輪4大会連続入賞し、スピードスケート界で長年日本男子短距離を背負ってきた加藤条治選手(博慈会・山形中央高出)と、ソチ・平昌五輪2大会に出場したウイリアムソン師円選手(日本電産サンキョー・山形中央高出)が、県スケート連盟の遠藤大スピード部長並びに石井環事務局長とともに県スポーツ会館を来訪しました。
 加藤選手は、500mの元世界記録保持者で、2010年バンクーバー五輪で銅メダルを獲得。師円選手は、冬季五輪出場を果たした山形県初の高校生で、2018年平昌五輪ではチームパシュートで5位入賞と日本の中心メンバーとして活躍。
 このたび、スケート王国山形が誇る選手が現役引退を表明しました。
 加藤選手は、「6歳の頃から30年以上スケートをやらせていただいた。皆様の力をお借りして、ここまで頑張ってこれたと思う。自分のスケート人生は、しっかりやり切れたと感じている。長い間お世話になり、ありがとうございました。」
今後は、日本スケート連盟ナショナルチームのテクニカルコーチの立場となりますが、プレーヤーとしても大会に出場したいと語ってくれました。
 師円選手は、「今シーズンをもって、スケート人生を終えることになった。五輪でメダルを取る気持ちで挑んできたが、北京ではメダルどころか出場も叶わなかった。しかし、スケート人生でやり残したことは何一つない。やり切った感が強く、引退を決意した。」
今後は、タカミヤグループに就職し、本県スケート界の発展のためにサポートにあたります。
 山形から羽ばたき、飛躍を遂げた両選手が、より大きな存在として、指導者の立場から本県の力となってくれることに期待と喜びを感じています。

(掲載108)


 2022年4月21日 北京冬季五輪バイアスロン競技に出場した尾崎光輔選手が県スポーツ会館を訪れました。
北京2022冬季オリンピック大会のバイアスロン競技に、日本代表として出場した尾崎光輔(こうすけ)選手(自衛隊体育学校・北村山高校出身)が、自衛隊山形地方協力本部の菱沼良行広報班長、県バイアスロン連合の中村明理事長、北村山高校時代の恩師の杉沼智先生とともに県スポーツ会館を来訪しました。
尾崎選手は、北村山高3年時2011年インターハイの距離10kmクラシカルで優勝し、自衛隊入隊後にバイアスロンに転向。ソチ、平昌五輪では出場を逃しましたが、今回の北京五輪で見事出場を果たしました。
大会を振り返り、「多くの応援に勇気づけられて全力を尽くしたが、納得のいく結果を出せなかった。皆様の熱い応援、これまでのご支援を胸に走りぬくことができたことに感謝している。本当にありがとうございました。」と感謝の思いを語りました。
今後は、本県開催の2024年国民スポーツ大会冬季スキー競技会等の大会に出場しながら、指導者としても関わっていきたいとのこと。本県スポーツ界にとっても、貴重な戦力となる嬉しい報告もありました。

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 2022年4月6日 令和4年度山形県スポーツ協会スポーツアドバイザー・指導員・技術員の辞令交付式が行われました。
 本県競技スポーツの更なる飛躍を目指し、各競技分野において日本トップレベルで活躍されているスポーツアドバイザー・スポーツ指導員・スポーツ技術員の辞令交付式が、県スポーツ会館で行われました。
 本年度は、昨年度に引き続き、2度の五輪出場経験を活かし、各種講演や育成・指導など幅広くスポーツ振興に貢献されているスポーツアドバイザーと、選手指導や経験を生かし、ジュニア選手からトップアスリートまで競技力向上に尽力いただいている指導員、海外遠征日本代表を目指して厳しい練習を積んでいる技術員、また、今年度より新たに2年後山形で開催されるスキー国体での活躍を期待される技術員の構成になっています。

◆スポーツアドバイザー(競技名・資格等)
 池田めぐみ(フェンシング・JADAアスリート委員、YAMAGATAドリームキッズチーフアドバイザー、日本スポーツ協会理事等)

◆スポーツ指導員(競技名・資格等)
 熊坂 香織(陸上・日本スポーツ協会公認陸上競技指導員、中級障がい者スポーツ指導員等)

◆スポーツ技術員(競技名)
 佐藤  恵(カヌー)
 内藤 智文(スキージャンプ)新規採用

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 2022年3月22日 「輝く県民活躍大賞」を受賞された山形県キックボクシング連の齋藤智宏会長がスポーツ会館に訪れました。
 県内の社会貢献活動や地域活性化の取り組みを顕彰する「輝く県民活躍大賞」の授賞式が22日県庁で行われ、若者部門で受賞された県キックボクシング連盟の齋藤会長が、同日当協会を来訪しました。
齋藤会長からのご挨拶は下記のとおりです。
「私達が10年前の競技普及開始時から取り組んできた「ロードワークトレーニングを兼ねた地域見回り防犯パトロール活動」が社会貢献に多大に寄与していると県民の皆様に高く評価していただけたことを嬉しく思います。
この活動はどのスポーツでも行うランニング時の心がけひとつで誰でも気軽に参加できます。ランニングをしていて困っている人を見かけたときの声掛け、危険個所を見かけたときの報告、不便を感じた時の提案など、今まで見過ごしていた問題を勇気をもって提起することをスポーツを通じて子供たちに教えています。
山形県スポーツ協会はスポーツ愛好者が集まる県最大のコミュニティー団体ですので、この活動が加盟団体や愛好者のなかに少しずつでも広げられれば、相互の防犯精神が根付き安心安全な街づくりに寄与できると思います。
引き続き社会に貢献する競技普及を進めていきますので、応援を宜しくお願いいたします。」
栄えある受賞、誠におめでとうございました。

(掲載105)


 2022年3月28日 北京2022オリンピック競技大会に出場した4名のスピードスケート選手が県スポーツ会館を訪れました。
 北京2022冬季オリンピックに出場した小田卓朗選手(水戸開研)、一戸誠太郎選手(ANA)、森重航選手(専修大学3年)、小坂凛選手(三重県スポーツ協会)が、4選手の母校である山形中央高校スケート部顧問の小野俊先生、県スケート連盟の石井環事務局長とともに県スポーツ会館を来訪しました。
 各選手が、北京五輪に出場した感想を語ってくれました。
【小田選手】1500mに出場。
山形には高校時3年間在籍したが、離れても沢山の応援や支援をしてくれて、とても心強く滑ってくることができた。
【一戸選手】1500m、5000m、マススタートに出場。
もっと高いところを目指していただけに、歯がゆい思いがある。友人も含め、山形からの応援はとても心強く感じており、日々感謝している。
【森重選手】500m、1000mに出場。
皆さんの暖かいメッセージや応援の力で銅メダルを獲得することができた。帰ってこられる場所があることに感謝している。
【小坂選手】マススタートに選出。
選ばれたが、出場できなかった。山形新聞をはじめ、いろんな方々のメッセージが心温まる内容ばかりで、次のオリンピックに向けてより強くなれるよう、所属や山形のためにもっと頑張りたい。

 山形を第2のふるさとと思い、応援・メッセージを心強いと感じて北京のリンクを駆け抜けた4選手に、こちらこそ感動をありがとうと伝えたいです。

(掲載104)


 2022年3月 日本スポーツ協会公認スポーツ指導者等表彰受賞者をご紹介します。
 令和3年度公益財団法人日本スポーツ協会公認スポーツ指導者表彰の「永年表彰」は、公認スポーツ指導者登録認定後、通算15年以上にわたりスポーツの指導者育成及び組織化等に尽力し顕著な功績が認められ、競技力向上、スポーツ振興に多大な貢献をされた指導者に贈られる賞です。
左から
@ 田中愛久氏(水泳コーチ1)
永年にわたり酒田市内小学校の指導に携わり、山形県水泳連盟競技委員長、また、酒田水泳連盟の事務局長、理事長、副会長を歴任し、2021年からは会長として地域の水泳普及や連盟の組織強化に尽力されています。
県水泳連盟の総会時に、小川潔会長より授与されました。
A 伊藤吉樹氏(山岳コーチ2マスター)
県立高校教員採用後から登山部顧問として生徒指導にあたり、山形県山岳連盟指導委員長、理事長、会長を歴任し、2001年には中国チベットの未踏峰ヤラシャンポ登山隊の隊長を務めるなど、登山愛好者の代表として安全登山や保全活動への功績は多大です。
B 大沼寧氏(スポーツドクター)
永年にわたり、スポーツドクターとして本県のスポーツ医・科学の発展に寄与され、特に、地域のスポーツ傷害に対する治療に携わり、幅広い年代、技能レベル選手をサポートしてきました。2005年からモンテディオ山形のチームドクターを務め、2回のJ1昇格に貢献しています。
山形徳洲会病院にて、県スポーツ協会須藤勇司専務理事より授与しました。

(掲載103)


 2022年3月24日 山形県スポーツ協会臨時評議員会が開催されました。
 令和3年度公益財団法人山形県スポーツ協会臨時評議員会が、3月24日、会場をビッグウイングに移して開催されました。
 評議員会に先立ち、東北総合体育大会功労者表彰の表彰式が行われ、本県剣道連盟の榊寿一理事長にこれまでの功績を讃え表彰楯が授与されました。
 評議員会では、武田浩一理事長のあいさつから始まり、令和3年度補正予算(案)、山形県スポーツ協会定款の一部改正について、令和4年度事業計画(案)・予算(案)等についてご審議いただき、議事について全て承認されました。
 報告事項では、第77回国民体育大会冬季大会の成績、令和3年度山形県スポーツ協会表彰等について、事務局より説明がなされました。

(掲載102)


 2022年3月22日 ジュニアワールドカップ並びに世界ジュニア選手権に、日本代表として出場した高橋美生選手が県スポーツ会館を訪れました。
 2021/2022ジュニアワールドカップスピードスケート最終戦で1500m 5位、3000m3位、2022世界ジュニアスピードスケート選手権で3000m 3位、マススタート 5位、チームパシュート 4位という好成績を収めた高橋美生(みお)選手(山形中央高校2年)が、同高校の柴ア浩校長、スケート部顧問の小野俊先生とともに県スポーツ会館を来訪しました。
 高橋選手は、「初の海外遠征で不安もあったが、力の全てを出し切れた。目標としては国際大会のレースに出て入賞することだったので、メダルを持って帰れたのは納得のいく結果だった。また、海外トップ選手との差を実感したこともあり、来年はその差を埋められるよう頑張りたい。」と強い意志が感じられる報告がありました。
 高橋選手は2年生ですので、これからの大いなる飛躍に期待しています。

(掲載101)


 2022年3月18日 日本スポーツ協会公認スポーツ指導者等表彰の授与を行いました。
 令和3年度公益財団法人日本スポーツ協会公認スポーツ指導者表彰の「永年表彰」を、本協会の長岡 均クラブアドバイザー並びに石井 環書記が受賞し、本日、武田浩一理事長より表彰楯が授与されました。
 「永年表彰」は、公認スポーツ指導者登録認定後、通算15年以上にわたりスポーツの指導者育成及び組織化等に尽力し顕著な功績が認められ、競技力向上、スポーツ振興に多大な貢献をされた指導者に贈られる賞です。
 長岡氏は、ソフトテニスコーチ1,ジュニアスポーツ指導員、アシスタントマネジャーの資格を持ち、永年にわたり山辺ソフトテニススポーツ少年団の指導に携わり、県小学生ソフトテニス連盟の会長を務め、また、総合型地域スポーツクラブの運営、地域振興に貢献されております。
 石井氏は、べにばな国体の本県選手でもあり、永年県スケート連盟の理事として、ジュニアの強化育成に取り組み、2005年からは県連盟事務局長、2020年からは日本スケート連盟スピード部委員会のオブザーバーを務め、スケート競技の普及・発展に尽力されています。

(掲載100)


 2022年3月16日 令和3年度山形県スポーツ協会第2回理事会が開催されました。
 令和3年度公益財団法人山形県スポーツ協会第2回通常理事会が、3月16日(水)、県スポーツ会館で開催されました。
 はじめに武田浩一理事長より、今年度のスポーツ界の状況を含めた挨拶がありました。
 続いて、令和3年度補正予算(案)、県スポーツ協会定款の一部改正、同協会山形県総合型地域スポーツクラブ協議会基本規程・登録規程の設定、令和4年度事業計画・予算(案)、評議員会の開催など、評議員会に提案する事案についてご審議いただき、議事について全て承認されました。
 報告事項では、第77回国体冬季大会の成績、令和3年度県スポーツ協会表彰等について、事務局より説明があり承認されました。
 本日の議事内容については、3月24日の臨時評議員会で提案されます。

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